御府内八十八ヶ所巡り 平成二十八年十一月 三
十一月二十八日
前回から二週間しか経っていなかったが今年もあと残り少なくなってしまったので今日お参りすることに決めた。雨上がりの朝を迎え、思ったほど暖かい朝だったが、太陽が昇るにつれて冷たい風が吹き始め、体感温度がどんどん落ちていった。今日の体調はそれほど悪くなかったが、お参りを済ました後寄り道した中古プラモデル店のレオナルドで眩暈を感じた。その時になってそれまで朝から一滴も水分を取っていなかったと気付く。だからからも知れないが家に帰り着いた時にはかなり疲れを感じた。
第八十二番所 龍福院
両開きの扉は閂が掛かって完全に閉まっていて横のくぐり戸も押したがうんともすんとも言わなかったのでいないものだと思ったがどうやらいるみたいで、成就院の若奥さんが電話を掛けてくれたら関係者がいたので、最後(三回目)に参ったら住職や奥さん寺務員までどうぞいらっしゃいませと言った感じで待っていた(奥さんにいたっては手を合わせて立って待っていた)ので、何だか妙な気持ちになった。これも力関係なのかもしれない。にしてもこの地区の御府内のお寺の中でここだけが荒れた感じだったので、まあ、それなりの理由があるのだろうが、すぐ近くに八寺もあるために他のお寺と歩調を合わせなくてはならず、仕方無しに出て来たと言った感じか。
第四十五番所 観蔵院
こじんまりとしたコンクリート打ちぱなしの綺麗なお寺で、二階の本堂に入れて戴いた。祭壇の小さな大仏は胡坐をかいていた。
第六十二番所 威光院
ここもコンクリート打ちぱなしの本堂を持つ中規模のお寺で最近建てかえたらしい。ここでカメラのバッテリーが少量になり、あまりシャッターを切れなくなった。
第七十二番所 不動院
少し古いお寺で、集会所みたいな本堂で、どうなのかなあと思ったが、対応にあたってくれた住職?は結構親切で、二階の御本尊にも手を合わせさせて戴いたし、この地区の御府内マップもくれた。これはけっこう便利で、この後地図を見る必要がなくなった。
第四十三番所 成就院
事務員が外に出ていたのですぐ御朱印を戴いた。
第六十一番所 正福院
写真を撮っていたら中から住職の若奥さんに見られていたらしく、すぐに対応して戴いた。なかなか綺麗な奥さんだった。
第五十一番所 延命院
丁寧な奥さんが対応してくれた。
第六十番所 吉祥院
庭がきれいなお寺であった。
第七十八番所 成就院
おばさん三人組が先着していて待っている間若奥さんと少しお話をすることができた。その時、最初に回った龍福院の話をすると若奥さんが気を使ってくれてお参りできるように電話をしてくれた。その後、あと一か所でコンプリートすると誤って言ってしまった。完全に無意識で、なぜそんな嘘を吐いたのか全く分からない。