御府内八十八ヶ所巡り 平成二十八年七月 一

七月五日

前回も曇りの涼しい日を狙ったが、今回は更に涼しく、靴がジョギングシューズでなかったので少し足が痛くなったものの滞りもなくお遍路を終え新宿に電車で向かい、コンパクトカメラの購入は素早く判断を下しカメラのキタムラで、ポシェットはお目当てのものがなく少し悩んだがヨドバシカメラでゲットし、早い時間に保谷周りで自宅に戻った。

第三十八番所 金乗院
第五十四番所 新長谷寺

御府内唯一の一寺二札なのでそれほど大きくない金乗院内の目白不動である新長谷寺の本堂はとても小さい。御朱印を戴く時に寺務所の室内に入ると壁に昔のこの地域の絵のコピーが飾られてあり、それを見るとこの辺りは高台で山門側の横を神田川が流れ、大変風光明美な土地柄であったことが窺えた。そういえば隣の坂は卒制でロケした心臓破りの坂であった様な気がしたが確かめることなく先に進んだ。過去の人生は過去の事だ。もう振り返ることは不可能だ。

第三十五番所 根生院

山門は大変古いが本堂はガラス張りの近代的なものでなんだかいい感じでした。帰宅した後写真がぼけるのはズームレンズの引きボケではないかと予想し、テストした結果そうだったので、レンズを分解したのは言いが原因がはっきりせず、組み戻したのだがうまくゆかず、次の日の3時になってしまった。そんなわけで寝不足の中昨日の記憶が乏しく、どんな方から御朱印を頂いたのか思い出せない状況。

第二十九番所 南蔵院

今日は暑くなかったのだが、夏になったのでお参りするお寺が一か所に集まっているとありがたい。あっという間に三寺回ることが出来た。この寺はきれいに手入れを入れられた寺とは対照的だが、自然のままにしている植林がなかなか個性的で、本堂まで上る階段にずらりと植木鉢を置いている変わった寺だった。そのためか御朱印を戴く時に家屋の中に入ることを進められず、目の前で引き戸を閉められた。蚊が中に入って来るためだとすぐにわかったが、あまり気分のいいものではないのは確かだ。どうでもいいことなんだけどね。

第五十二番所 観音寺

早稲田大学の中にあるのではないかというくらい大学の中に飲み込まれたような形である近代的な建物のお寺。御朱印を戴く時に出て来たお坊さんはちょっと厳つい感じで、先日訪れた拓殖大近くの専教院の息子さんなのかなあーと思いながら黙って戴いた。次のお寺に行くときに早稲田大学の中を抜ける通りを通ったのだが、時間的にも朝の早い時間で学生たちとすれ違う私の気持ちはやはり昔持ったコンプレックスはそのまま残っていて、何処にも逃げ道がないまま自分の心の中に残っているのがはっきりわかった。大人になる、いや、歳を取るのは嫌なものだ。

第三十番所 放生寺

早稲田の文学部の向かいにあるとても立派な大きな寺であった。本堂の横にお守りを授与する場所があり、そこの巫女?おばさんに丁寧な形で御朱印を戴いた。

第三十一番所 多聞院

地下鉄早稲田駅からたくさんの降車客に釣られて曲がった坂が夏目坂で道を間違ってしまった。ここも普通の大きさのお寺で墓所も抱えており、外苑東通りに面した入口はコンクリート打ちぱなしの山門?になっており、上の方に釣鐘が吊ってあったのが印象に残った。

第二十二番所 南蔵院

歩行距離
17.5km 自宅→金乗院、新長谷寺
0.2km 金乗院、新長谷寺→根生院
0.2km 根生院→南蔵院
0.9km 南蔵院→観音寺
0.6km 観音寺→放生寺
1.0km 放生寺→多聞院
1.2km 多聞院→南蔵院
4.0km 保谷→自宅

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