名水 あきる野市 野崎酒造周辺+ウォーキング 野火止用水路、玉川上水 後編

武蔵五日市駅を左に曲がり、檜原街道を登ってゆくと町並みはいったん消えますが、戸倉という場所の左の道路沿いだけ民家が並んでいます。その真ん中あたりに野崎酒造があります。僕は街道をいったん左に入り、秋川渓谷を望むおしゃれなカフェレストラン黒茶屋・茶房糸屋を左に見ながら檜原街道に戻るような形でこの通りに入ったのですが、この写真は街道沿いから撮影したものです。

通りの真ん中辺りにある野崎酒造。下記に紹介するこの通りだけに点在する注水ポイントは酒造のために作られたと推察されます。

野崎酒造では喜正という銘柄を作っています。地方に点在する一般的な酒蔵のお酒に比べてリーズナブルな価格で販売されているようです。今回は辿り着くだけでへとへとでしたので購入しませんでしたが(ペットボトルに加えて一升瓶はさすがに無理だと思いましたので)、いつか飲んでみたいと思っております。

 

それでは八か所ある全ての抽水場所を紹介します。

僕は奥の方からこの通りにやってきました。奥は完全に山の中です。

 

壺の中でかけ流しで金魚が飼われています。鯉は川をよく泳いでいますので、大丈夫なのだと思いますが、金魚はどうなのだろう?飼われているのは和金なので分かりません。(和金は病気に強いので子供でも飼えますが、ランチュウ等は油断するとすぐ病気になってしまいます)

ここは完全に普通の家の敷地の中です。

ここもそう。濾過機の上に花のポットが置かれていました。

デッキブラシやたわしが横にあって野菜など洗ってるんでしょうね。

野崎酒造向かい側の注水場所。奥には酒造と同様の風情のある民家が見えます。

ここだけが銀色の濾過機を設置しています。横に賽銭箱がありますが、見られるのはここだけですね。おそらくこの銀色の濾過機が他の場所と違って新しいのでしょうね。そして、個人の敷地でもないようです。

きちんと管理されている場所は使用料を請求されることが多いのですが、手を洗って少し口に含むくらいは文句を言われることはないとは思います。ペットボトルなどで注水する場合は賽銭箱等にお金を入れましょう。

 

ここは嘗ては床屋だったようです。結構辺鄙な場所に美容院と床屋があったということは湧き水でのシャンプーや髭剃りが売りだったのかもしれませんね。

 

お水について

戸倉城山から湧き出る伏流水。床屋の写真の左側に見える小さな山が城山ではないでしょうか。鉄やマンガンの含有量が少ないので酒造りに適しているようです。口に含むと甘みのあるまろやかな軟水です。

 

今回も徒歩となりましたので、500mlのペットボトル5本だけの持ち帰りとなりました。まずは焼酎の御湯割りで、朝に珈琲で頂きました。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。